介護施設様向けサンプル
用語集

用語集

ア行

アルツハイマー病

認知症の原因疾患の⼀つ。1906年、A.アルツハイマーによって報告された、認知症を主症状とする原因不明の脳の器質性疾患のこと。

脳の組織所⾒では、全般的な脳萎縮、神経細胞の脱落、神経原線維変化等がみられる。40歳代以降広い範囲の年齢で発病するが、65歳以上で多くなる。
中⼼症状は、記憶障害、⾒当識障害、視覚失認等がみられる。

嚥下障害(エンゲショウガイ)

飲⾷物がうまく飲み込めない、むせる、飲み込んだものが⾷道でつかえるといった障害のこと。

認知症⾼齢者や寝たきり⾼齢者、特に脳⾎管疾患等により運動障害などをもつ⼈に多い。
嚥下障害時には誤嚥による誤嚥性肺炎に注意する。

ADL(エー・ディー・エル)

⽇常⽣活動作と訳される。⼈間が毎⽇の⽣活を送るための基本的動作群のことであり、具体的には、①⾝の回り動作(⾷事、更⾐、整容、トイレ、⼊浴の各動作)、②移動動作、③その他(睡眠、コミュニケーション等)がある。

ADLとは別に、家事動作や管理能⼒、交通機関の利⽤など、⽣活の中の応⽤的な動作群をIADL(⼿段的⽇常⽣活動作)という。

カ行

回想法(カイソウホウ)

回想とは、過去に経験したことを思い出すこと。
グループアプローチの⾔葉では、計画的な時間、回数の会合の中で、⼈⽣経験を⾼齢者に話し合ってもらうことで、⾼齢者の記憶の回復や⽇常⽣活の関⼼、コミュニケーションを深めることを⽬的としたテクニックのこと。
認知症⾼齢者の⽀援などに有効とされる。

⽚⿇痺(カタマヒ)

⾝体の右⽚側または左⽚側に神経の⿇痺のあること。
脳⾎管疾患による⿇痺側の反対の脳の⾎管障害や外傷(脊髄にも⽣じ得る)によって起こることが多い(脳性⽚⿇痺)。
運動⿇痺、知覚⿇痺のいずれか、または両⽅の⿇痺の場合がある。

下半⾝⿇痺(カハンシンマヒ)

下半⾝の運動と知覚をつかさどる神経の障害によって⽣ずる⿇痺のこと。
主に脊髄損傷の⼈に起こるが、脳性⿇痺の⼈にもみられることがある。⾞いすが移動⼿段となり、排尿・排便のコントロール障害が⽣じ、褥瘡に罹患しやすい。
男性の場合には性的機能に不安をもつこともある。

ケアプラン

利⽤者個々のニーズに合わせた介護保険制度内外の適切な保健・医療・福祉サービスが提供されるように、ケアマネジャー(介護⽀援専⾨員)が、ケアマネジメントという⼿法を⽤い、利⽤者・家族と相談しながら作成するサービスの利⽤計画のこと。
ケアプランは、①利⽤者のニーズの把握、②援助⽬標の明確化、③具体的なサービスの種類と役割分担の決定、といった段階を経て作成され、公的なサービスだけでなく、インフォーマルな社会資源をも活⽤して作成される。

ケアマネジメント

⽣活困難な状態になり援助を必要とする利⽤者が、迅速かつ効果的に、必要とされるすべての保健・医療・福祉サービスを受けられるように調整することを⽬的とした援助展開の⽅法のこと。
①インテーク(導⼊)、②アセスメント(課題分析)の実施、③ケアプラン原案の作成、④サービス担当者会議の開催、④ケアプランの確定と実施(ケアプランに沿ったサービス提供)、⑤モニタリング(ケアプランの実施状況の把握)、⑥評価(ケアプランの⾒直し)、⑦終了、からなる。
利⽤者と社会資源の結び付けや、関係機関・施設との連携において、この⼿法が取り⼊れられている。介護保険においては、「居宅介護⽀援」「介護予防⽀援」などで⾏われている。

サ行

四肢⿇痺(シシマヒ)

両上肢、両下肢に運動⿇痺が起こった状態のこと。
脳障害や脊椎髄損傷などが原因となり起こる場合が多い。

⼼⾝症(シンシンショウ)

はっきりとした⾝体の病気や不調があり、その病気の原因や経過が、⼼理的な要因によって強い影響を受けること。
診断や治療には⼼理的要因についての配慮が重要となる。

⾝体拘束(シンタイコウソク)

介護サービス等の利⽤者の⾏動を制限する⾏為のこと。
例えば、⾞いすやベッドに縛って固定、特別な⾐服によって動作を制限、過剰に薬剤を投与し⾏動を抑制、鍵付きの部屋に閉じこめる、などが該当する。
⾝体拘束は利⽤者に対して⾝体的・精神的・社会的な弊害をもたらすことが多いことから、介護保険制度では⾝体拘束を原則禁⽌している。

タ行

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ナ行

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ハ行

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マ行

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ヤ行

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ワ行

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